2018年12月にショッピングモール「深圳湾万象城」が開業しました。万象城は中国の大手企業グループ「華潤集団」が運営するショッピングモールで、深センの羅湖や福田にもあります。このショッピングモールが注目を浴びる理由の一つに、隣接する華潤集団の新本部ビルのたけのこのようなユニークな外観が注目を集めていることがあります。
深センの南山区に行ったことがある方なら「筍ビル」と呼ばれるこのビルを見たことありませんでしょうか。
この「中国華潤ビル」を中心に、華潤集団は中国華潤ビル、深圳湾万象城、スポーツ施設など周辺の一体開発を進めています。
中国華潤ビルは華潤集団の本社機能のほか、大手会計事務所のKPMGなどが入居することが決まっており、このビルに一般人が入る場合は(1)ビルの地下駐車場を使う、(2)B1の美術館を見学する以外の方法はありません。
深圳湾万象城でのお買い物、おすすめスポット
深圳湾万象城はパブリックアートが設置されていたり、六本木ヒルズやミッドタウンのオープンを彷彿とさせます。以下訪問してみて面白かった施設をご紹介します。
Lady M
ニューヨーク発のミルクレープショップ。香港では尖沙咀・銅鑼湾にもありますが、いつも行列の人気店が深セン初上陸です。深センもやはり大行列でした。みんなネットに写真あげたいんですね。
前檐Yan
ライフスタイル提案型の本屋。華潤集団傘下のパシフィックコーヒーのカフェや宝飾品店が併設されている。
STARBUCKS RESERVE
スターバックスが厳選した貴重なコーヒーが飲めるSTARBUCKS RESERVEがオープン予定です。深センには羅湖や南山などSTARBUCKS RESERVEが大量出店してるのでありがたみはあまり無い気がします。
京都のコーヒーショップ「% Arabica Kyoto」もオープン。NIKE KICKS LOUNGEやArc’teryxもオープンしていました。
深圳湾万象城で買い物ついでに見られる現代アート
深圳湾万象城は施設内に多くのパブリックアートを有しています。日本人作家も2名含まれています。加えて、深圳湾万象城の開業記念で「BAY ART2018」というイベントを施設全体で開催中していました。施設内にインスタレーション施設をつくったり、お店のショーウィンドウを使ってアート展示を行っています。2019年もビルの中で、現代アートのオブジェが展示されていたりと、森ビルのような
深圳湾万象城へのアクセス
場所ですが、南山区の深セン湾という場所にあります。深セン湾のボーダーから近い場所にあります。以前ご紹介した蛇口のDesign Societyなど深センの南山区はずいぶんとおしゃれで素晴らしい施設が増えていますね。この辺りに暮らせる人がうらやましいと思いました。深セン湾の口岸から気軽に行けますので、どうぞ。
深圳湾万象城
住所:深セン南山区科苑南路2888号深圳湾万象城
(地下鉄2号線・11号線「后海駅」から徒歩11分)
営業時間:日〜木 午前10時〜午後10時、金、土 午前10時〜午後10時30分