- 深センの安宿がどこにあるのだろう?
- 深センの安宿の予約方法はどうすればよいの?
こういった疑問にこたえます。
深センに限らず、中国ではどこに泊まるかというホテルの悩みはなかなか難しいところです。
特に一人旅や寝るだけで良いような際の、安宿に泊まる場合は、予約サイトの写真と実物が全く違うことなどもあります。
また特に一人旅で旅慣れていない場合、特に安全面やアクセスなどいろいろ心配ごとも多いかと思います。あと、予約無しで泊まれる一部の本当に安いホテルは外国人が泊まれないものもあったりして、中国っぽさも感じることもあるでしょう。
無難な深センの安宿の探し方はやはりネット
無難な選択肢としては、やはり大手の予約サイトで探すことがおすすめです。エクスペディアやアゴダなどおなじみのサイトで深センの高級ホテルからビジネスホテルまで幅広いラインナップがあります。中国で便利なサイトだと以下でしょうか。
- Trip.comなどシートリップなど中国系のホテル予約サイトで予約すること
- ソフトバンクが投資をしたことで有名になったインド系格安ホテル専門予約サイトのOYOは深センでも展開していますのでそこを使うと安く泊まれます。
現在中国ではウィーチャットのミニプログラム上のみで予約受付ということなので、日本人には予約のハードルが高いかもしれません。
深センの安宿カプセルホテル XIngyu Space Capsule Hotel(深圳星語太空艙酒店)
これまで深センの安宿に泊まった経験で面白かったものとして、今日ご紹介したいのがカプセルホテルになります。
宇宙をテーマにしたカプセルホテルで、安く泊まれて、プライバシーが一応守られてる。あと、深センと宇宙の相性が結構良さそうに見える。実際には深センに航空産業なんてほとんどないのですが。
場所は会展中心からも近い地下鉄1号線岗厦(ガンシャ)駅から約7分で着きます。旅行であちこち出かけるには本当に便利ですね。大きな商業ビルの2階にあります。
私は エアビーアンドビーで予約しましたが実際には予約無しでも泊まれるようです。料金は以下の通りとなります。
通常のカプセルホテルは一部屋一泊80元です。(大きな部屋は88元)
エアビーアンドビーだと14米ドルでした。
長期滞在すると割引が適用されます。
- 7泊以上の滞在で一泊78元
- 14泊以上の滞在で一泊73元
- 30泊以上の滞在で一泊68元
この日は夜にチェックインしたので寝るだけでしたが、翌朝他の部屋を見てみると地方から出稼ぎに来てる様なおばあさんが長期滞在しており狭い部屋の周りに、箱買いしたカップラーメンの箱や日常用品など置いており、生活感満載で根が生えているような部屋の人もいました。
宇宙をコンセプトにしたホテルなので館内は青い光に包まれています。正直この光が安眠に効果的なのかは微妙なところです。
大きな部屋に8部屋のカプセルルームが入っているという感じです。
日本のカプセルホテル同様テレビが見られたり、時計、金庫、電源、USB電源などが完備されています。布団もきれいだったので寝るだけなら本当に良いですね。
歯ブラシやコップは無料提供されています。タオルは有料で受付で販売されています。荷物は受付近くのロッカーに収納することができます。
その他受付付近の共用スペースにはパソコン、電子レンジやシェアスマートフォンバッテリーがあります。
テーブルもあるのでそこで食事を取ることもできます。
古臭く、汚い中国の安宿はテンションが下がるので、こういったカプセルホテルもたまには悪くないというのが感想です。
深センの安宿での悩みは大体水回り
一点不満をいうならば同じ空間内のシャワーとトイレが汚いということですね。
トイレのにおいがシャワーの方にも来ているのがちょっと中国っぽい感じもします。シャンプーやボディソープも少し汚く見えます。中国だと安宿(に限らないんですが)でお湯が出ない、トイレやシャワーの水量が少ないなど水回りの悩みは頻発しますが、ここも一緒ですね。
余談ですがこのキャビンは売られているようです。中国ではホテルのフランチャイズビジネスが流行っているようで、ユニークなビジネスモデルを確立したホテルは一般から加盟を募ってフランチャイズビジネスを始めている印象があります。
深センにはコンラッド、リッツ・カールトンホテルなど5つ星ホテルもありますし、きれいなビジネスも沢山あります。ただ、たまには気分転換にこんなホテルはいかがでしょう。