- 深センの夜景はきれいなの?
- 深センの夜景はどこで見るのが良いの?
こういった疑問に答えます。
深センには1,000以上の高層ビルがあると言われます。また近未来的な街としても注目を集める深センでは、夜景を見てみたいといったリクエストを知人や企業から受けることがあります。現在は夜景を見るにはうってつけのイベントが行われています。
今日はそのイベントについて案内をします。
深センの夜景はきれいなの?

深センはすでに1,000以上の高層ビルがあるといわれ、今も街中では高層ビルの建築現場をいくつも見ることができます。
ビルマニアの方にとっては、深センの高層ビル群というのは魅力的かもしれません。
深センで「深センライトショー」がはじまる

2018年10月1日から中国の改革開放40周年を記念するイルミネーションが始まりました。 当日はWeChatモーメンツなどでシェアする人も多く、その日深センにいなかった私はあー、直接見られなくて残念、と思っていました。
ただ、中国人の友達に聞いたところ「このイベントしばらく続くみたい」と言われました。
てっきり1日だけの記念イベントかと思っていたのですが、そうではなく少なくとも2018年12月31日までは開催されることが決まっているとのこと。その後中止をへて2019年3月29日から再開しています。概要と実際に行った感想です。
「深センライトショー」の概要

期間:2018年9月28日(金)〜2018年12月31日(月)
スケジュール:日〜木は19時と20時の計2回。金、土および祝日は19時、20時、21時の計3回
場所:福田の中心部の高層ビルが中心。深センで最も高い平安国際金融中心なども参加しています。
福田における「深センライトショー」のイルミネーションに協力しているビル数ですが、目視で確認できた分では約30の高層ビル。主要なビルは以下の通りとなります。
- 平安国際金融中心
- 安联(アリアンツ)
- 中国移動
- 深セン金地中心
- 大中華グループ
- 深セン免税
- 中国電信
- CTS(中国旅行社)
- 中国太平保険
- 中国建設銀行
- 広東華興銀行
ちなみに、2019年以降の開催は市民の反応などを検討した上で後日発表するとのことです。含みを持たせた書き方ですので、恒常化するかもしれませんね。
【2019年1月10日追記】
2019年は春節(旧正月)後の開催を予定しているとのことです。詳細は分かりましたら、追ってこちらのページでお知らせします。ちなみに、2019年中国の春節は2月4日〜10日です。詳細は中国政府の国務院のリリースをご参照下さい。
【2019年5月29日追記】
2019年3月29日から再開しました。スケジュールは金曜、土曜、中国の祝日です。19:30、20:30、21:30です。再開後も見に行ったのですが、オーストラリアの現代アーティストなど複数名がプロジェクトマッピングのプロデュースをするようになって、大変オシャレになっていました。行く価値あります。
深センライトショー、どこで深センの夜景を満喫するのがベストか?

深セン蓮花山の山頂(といっても標高60mほどです)か市民中心広場で見るのが左右にビル群を見ることができるので、ロケーションとしては最高です。
今回は市民中心広場に行ってみました。地下鉄2号線か4号線の市民中心駅を出て1分です。
C出口を目指して下さい。途中で深センライトショーの会場はこちらと立て看板が出ています。

地上に出て左に30mほど進むと市民中心広場です。「入口」と書いてますので、迷うことはないでしょう。特に週末はすごい混雑のため、流れに身を任せると着きます。

会場には初回公演の19:30の1時間ほど前に行ったのですが、それでも会場はかなりの混雑でした。
まず行って驚いたのは光を放つおもちゃを売っている露天商の人たちが数多くいることです。商魂の逞しさに驚かされます。結構売れていました。

灯りがつくおもちゃを売る露天商
1時間ほど前に行ってもすでに階段席は満席で使うことができませんでした。この場合、広場の地面に座ることになるので、シートを持っていくといいかもしれません。もしくは新聞や雑誌などお尻に敷けるものを持っていくといいですね。
19時になると、今日の開演時間の案内などが会場のモニターに表示されます。その度に歓声がわきます。
あと、定刻前にもかかわらず平安金融国際中心がフライングでリハーサルのライトを発することがあり、そのたびに大歓声が発せられることになります。笑
深センの夜景「ライトショー」のプログラム

19:30になりますといよいよ会場は大混雑です。光のイベントが開始となります。深センで最も美しい夜景を見られる瞬間と言っても良いでしょう。
なお、この夜景のイベント「深センライトショー」は4つのテーマに分かれています。自然都市、改革の窓、革新の首都、そしてハーモニーです。冒頭数分は中国国旗など国威を発揚するような光のイベントがありました。
上映時間は全部で15分程度です。
香港でも毎日午後8時から イルミネーションが開催されており、観光客から人気を集めています。
深センと香港のイルミネーションとの違いはまずは時間が長いということがあります。
香港の場合は約5分程度ですので、深センでは、かなり長い時間見ることができます。
また深センの場合4つのテーマに合わせて全てのビルがイルミネーションを行うため、一体感があると言えます。
現場で撮った映像を以下に添付します。
「深センライトショー」で特に問題になるのは帰りの交通です。大勢の人が来場するため入場規制を駅でしています。 C出口ではなく、 駅の出口に行くよう警察や地下鉄職員に誘導されます。
私の場合別の出口に行くよう約40分歩かされましたので覚悟が必要です。
市民中心広場
深圳市福田区福中三路1号
地下鉄2号線、4号線市民中心駅C出口から徒歩1分
深センの夜景を見ていると、深センの中国企業の成長や勢いをまざまざと感じることができます。ぜひ一度見てください。深センの活力を感じてください。